テーマは、「『知のつながり』から『心のつながり』」。人類は、環境問題など国境を越えた共通の課題に直面しています。それらの課題を克服する技術も生まれつつありますが、解決に向けては、技術に加えて、未来を想う心と、一人一人の日常的な行動の集積が必要です。都市が共通に抱える問題である水問題、温暖化の問題、高齢者の問題を中心に、心がつながった未来志向の取り組みを大輪の花に開花させるにはどうするべきかを問いかけます。
展示空間(1)自然・命への慈しみ
生活の中に、自然の美しさを絵画として取り込み、生活が自然と共にあった日本人を印象付け、これが今日のアニメーション文化ともつながっていることを示します。和室にしつらえた襖絵、屏風絵やアニメーションによる展示を行います。
展示空間(2)地球上の都市生活者が直面する課題
地球上の都市生活者が直面している課題の中から、水資源問題、温暖化問題、高齢化問題に焦点をあて課題の本質を認識してもらいます。
展示空間(3)水資源問題
人口の都市部への集中が水不足などの水資源問題の根源的原因であることの理解を進め、浄水化技術、淡水化技術、バイオ技術などの技術が問題解決に向けて貢献できることを示します。
展示空間(4)地球温暖化問題
温暖化問題と生活場面におけるエネルギーの使用の問題に焦点をあて、省エネ技術、新エネ技術により温暖化問題に貢献しつつ、快適な都市生活が実現できることを実感してもらいます。また日本館自体が「呼吸する建築」であり、そこに使われている温暖化対策技術も紹介します。
展示空間(5)高齢化問題
展示空間(5)イメージパース
高齢化社会の進展に対して、ロボット技術やITがどのように貢献できるかを示します。これが、遠い未来の夢物語ではなく、現実に近い将来実現可能なものであることを実感してもらいます。
展示空間(6)人と人とのつながり
様々な課題に対応して実際に行われている幾つかのプロジェクトを現場取材し、人々が思いを一つにして取り組みを進めている様子を紹介します。それにより、ゾーン2で示した課題自体が人と人との心つながりを産み、「心のつながり」が課題を克服する力となることを示します。

